私がトップ営業になれた本当の理由は、「面倒くさがり屋」だったからです。
新人の頃から如何に楽をするかを毎日考えていました。
最も敬遠してきたのが「訪問件数競争」や「テレアポ」や「休日返上」です。
しかし、こんな私でも自分に与えられた営業目標は達成したかったのです。
「どうすれば楽をして今以上の成果が出せるのか」が私のライフワークでした。
楽をするために色々と工夫をしました。
- 提案書作成の手間を省くためのアプローチブックを作成しました。
- テレアポで拒絶されない方法を試行錯誤しました。
- 新規顧客を獲得するために自前で営業サイトを立ち上げました。
- 私の顧客だけが利用できるオリジナルツールなども作りました。
楽をする方法ばかりを追求していましたが、不思議なことに私の営業成績は知らない間に社内でもトップレベルになっていました。
楽を追求することでいつの間にか私の営業生産性は誰よりも高くなっていたのです。
私は「楽をしようと工夫することが、営業の原動力である」と確信しました。
「楽」を考えると生産性が高まります。
人の半分以下の労力で倍以上の成果が出せるようになります。
そして余った時間の半分を「より楽をする」ために、残りの半分を自分のために使えるようになるのです。
営業ほど個人のパフォーマンス(生産性)が要求される職業も少ないでしょう。
最小のインプットで最大のアウトプットを叩き出すのが営業マンの使命なのです。