ハッピーコールでお客様の心をグッと引き寄せましょう。
ハッピーコールが思わぬツキを引き寄せる
予想外の案件が発生して商談につながる
ハッピーコールの最中に、突然お客様の方から商談を持ちかけられることがあります。
お客様にとっては急ぐ用件では無いので、電話のついでに「そういえば~」という感じなのでしょう。
電話をしていなければ知ることが無かったかもしれない案件です。
もしかするとライバル会社に流れていたかもしれません。
お客様はアプローチ頻度の高い営業マンには何かしらの「ご褒美」を考えてくれるのです。
お客様からハッピーコールが返ってくる
ハッピーコールの直後~数日後にお客様から電話が入ることが少なくありません。
そのうちの多くが新しい案件です。
受話器を置いた後からお客様の中で営業が始まっているのです。
ハッピーコールはお客様が主役
ハッピーコールでの商談は厳禁
ハッピーコールの目的はお客様にハッピーになっていただくことです。
誰もが自分を主人公にした話が大好きです。
他人が自分のことを考えてくれているということだけで人は嬉しくなります。
ハッピーコールではアナタがお客様のことを商売抜きで考えているということを伝えましょう。
そのためにはお客様が主役の話題に徹することが必要です。
商品やサービスを話題にするとどうしてもそれらが主役になりがちです。
お客様を脇役にしない配慮が必要です。
少なくとも自分から商談を持ちかけるのは控えましょう。
ハッピーコールの方法
最低限コレだけでOK
今お時間は宜しいですか?
お客様が忙しい時に電話すると逆効果です。
少しでも忙しいようであれば改めて電話するようにしましょう。
主語は個人名
法人営業の場合でも主語は会社ではなく個人名にしましょう。
「御社」ではなく「〇〇さん」です。
- 〇〇さんのことが会議で話題になりまして~
- △△のことを考えていたら〇〇さんを思い出しまして~
- 〇〇さんが△△にご興味があると聞いていたので~
- 〇〇さんに教えていただきたいことがありまして~
お客様が喜ぶ話をしましょう
とは言っても大袈裟なことを考える必要はありません。
自分がどのようなときに嬉しさを感じるのかを考えれば良いのです。
- 肯定された時
- 感謝された時
- 自分のことを大切にしてくれた時
- 重要な存在と認められた時
- 相談された時
- 興味関心を持たれた時
- 愛された時
感謝の言葉で締めくくる
ハッピーコールの締めくくりは感謝の言葉で終わりましょう。
- お話ができてとても嬉しかったです
- 貴重な時間をありがとうございました
- とても参考になりました。
電話の後もお客様に満足していただけるように締めくくりましょう。
ハッピーコールのタイミング
お客様の顔を思い浮かべる
何も商談ネタが無い時はついついお客様のことを忘れがちです。
そんな時は顧客名簿をパラパラと眺めてみましょう。
お客様の顔が浮かんできませんか?
ちょっとご無沙汰気味かな・・・と感じたらハッピーコールのタイミングです。
1ヶ月以上訪問できない時
1ヶ月以上お客様をほったらかしにしてはいけません。
直接訪問が難しい場合はハッピーコールが効果的です。
毎月の訪問計画の中にハッピーコールを設定しましょう。
リマインダーに登録しておけばついつい忘れてしまうこともありません。