人間関係で転職をした営業マン-次の仕事では社内営業に励みましょう

ウロキキ
仕事内容や給料よりも、人間関係が原因で会社を辞める人が少なくありません。

入社5年目のルート営業マンの悩み

社内で上手くやっている同僚を見ると羨ましくなります。 毎日活き活きと働けて楽しいだろうなと考えます。

誰とでもフランクに言葉を交せられるのが不思議です。 苦手な人などいないのでしょうか?

他人の心にスッと入り込める性格にはとても憧れます。 私もそうなりたいとは思いますがなれそうにありません。

そういった人は頼み事をする時もスマートです。 仕事で困った時なども要領よく協力してもらっています。

本当に素晴らしい会社生活を送っていると思います。 どうすればそのような生き方ができるのでしょうか。

人間関係で仕事の質が決まる

社内の人間関係を良くするのも仕事

社内の人間関係が下手な人は「社内営業」を軽く見る傾向があります。

「上司に媚びるのは好きじゃない」とか「八方美人にはなりたくない」といったこだわりや 「気が弱い」とか「ひっこみ思案」などの性格面を理由にする人もいます。しかしその多くが社内営業を誤解しています。

社内営業とは「社内の人間関係を良くして働きやすい環境を作る仕事」なのです。 仕事の生産性を高めて楽々にするためにも社内営業は軽視できません。

そこそこ仕事がデキル人の落とし穴

そこそこ仕事がデキル人には他人に頼ることが下手な人が少なくありません。

他人に頼るよりも自分で済ませれば迷惑をかけないし気楽なので何でも自分で完結させようとします。 また他人にも「自分の仕事は責任を持って完結すること」を求めます。 これが円滑な人間関係を妨げる原因のひとつになるのです。

社内営業を軽視する人の傾向

社内営業を軽視する人には次のように考える傾向があります。

  • 仕事なんだからやってもらって当然
  • 自分の仕事と他人の仕事をきっちり分ける
  • 能力が低い人は仕事の邪魔 営業の足を引っ張るのは勘弁して欲しい
  • 内(社内)向きの仕事より外(顧客)向きの仕事をするべきだ

プロフェッショナルとしての仕事に対する厳しい姿勢が感じられます。 自分に対しても他人に対しても厳しい人なのでしょう。

ただこれでは一匹狼になってしまって社内に協力者が居なくなってしまいます。

営業だけが営業マンの仕事ではありません

会社は協働体です

会社は目標を一つにした協働体です。

利益を上げるために協力して仕事を分業したり補完したりしています。 分業とは各々が得意な業務を担当し合うことです。 苦手な業務は担当せずに得意な人が担当するのです。 また余力のある人が余力のない人を助けて補完しているのです。

自分が不得意なところを他人に助けてもらっているのですから感謝するのが当たり前です。 「仕事なのだからやってもらって当然」という考えは間違っているのです。

これは営業マンばかりではなく全ての社員に共通することです。

コミュニティーに貢献すれば評価が高まる

協働では自分以外の人の不得意を自分の得意でフォローするのが当たり前です。

自分の仕事の範疇を越えてメンバーに貢献することがコミュニティーで評価される秘訣なのです。

これは営業部門内でも言えることです。

効率的な営業方法を開発したならば率先して営業メンバーに教えましょう。 優れたツールを開発したのであればメンバーにも提供しましょう。 理由はシンプル。秘匿するよりもメンバーに貢献できるからです。

ウロキキ
私は得意のプログラミングで開発した営業情報システムを全営業マンに公開することで高い評価を得た経験があります。ライバルにも信頼されて良き協力者になってくれました。

社内営業11のヒント

1.感謝すること

会社の関係者全てに感謝しましょう。

上司も部下も同僚も。自部門も他部門も。出入りの業者さんも。

2.出し惜しみしない

貢献できることを出し惜しんでは宝の持ち腐れです。

特に効果的な営業ノウハウは積極的に全社に公開しましょう。 自分だけで秘匿してもタカが知れています。

あなたのノウハウが会社の主流になれば自然と影響力も高まります。

3.親切に教える

何年勤めていても十分に理解できていない業務は誰にでも存在します。

あなたにとっては初歩的な業務でも不慣れな人には難しいのです。

「そんなことも知らないのか」と言う前に「そんなことも教えられていなかったのか」と考えて丁寧に教えてあげれば良いのです。

以前に教えたことのある業務であっても印象に残せなかった自分の指導力を省みて教えてあげましょう。

4.困っていたら助ける

困った時はお互い様です。

メンバーがピンチになっていら助けてあげるチャンスだと考えましょう。

「情けは人のためならず」ですね。

5.相談を持ちかける

協力者が必要な時はメンバーに相談を持ちかけてみましょう。

上司でも部下でも相談を受けて嫌な人はありません。 きっと力になってくれます。

相談をしたら必ず結果と感謝を伝えるようにしましょう。 結果が出るまでに時間がかかるときは中間報告も忘れずに。

ただし余りにも頻繁に相談しすぎると「頼りないヤツ」とか「邪魔くさいヤツ」となってしまうのでホドホドに。

6.花を持たせる

味方を増やすには相手に花を持たせることです。

協力してくれた人のことが全社員に伝わるように感謝しましょう。 「〇〇さんのお陰で助かりました!」なんて皆の前で言われたら嬉しくない人などいませんよね。

自分でできることでも得意な人に任せて花を持たせることを考えましょう。

7.得手を評価していることを伝える

他者の優れた能力を正当に評価しましょう。 そして自分が相手を高く評価していることを伝えましょう。

有能な人材が社内に埋もれていたら発掘して社全社にPRしましょう。 人は認められて成長します。成長した人が味方になってくれれば頼もしい限りです。

8.他人の苦手を攻撃しない

誰にでも苦手はあります。

他人の苦手を攻撃する暇があったらサポートしてあげましょう。

もしもあなたに指導力があるのならば改善してあげましょう。

きっとあなたの苦手も誰かがサポートしてくれるはずです。

9.絶対に下に見ない

人の心が最も傷つくのは他人から見下された時です。

自尊心の満足のために人の自尊心を傷つけてはいけません。人を小馬鹿にするような言動は禁物です。 立場の弱い者を人前で揶揄して笑いを取るなどは非協力者を作るだけの愚行です。

10.メンバーを守り抜く姿勢

社内のミスで取り引きがピンチになった時こそ営業マンの真価が問われます。

顧客に対しては全ての責任を自分が取る姿勢を貫くことが大切です。

何があっても社内のメンバーを攻撃したり矢面に立たせてはいけません。逆にメンバーに解決のための協力をお願いしましょう。

ピンチを切り抜けた時にはメンバーに感謝して喜びましょう。

ミスをしたメンバーを守り抜けてこそ一人前の営業マンと言えるのです。

11.あらゆる部門に顔を出す

社内では積極的に他部門にも顔を出すようにしましょう。

何の用も無いのに顔を出すのは気まずいですか?

ならば、少しでも助けてもらった際にその部門にお菓子の差し入れなんかしてはどうでしょうか。

「〇〇さんに協力してもらって納期が守れました!みなさんで食べてくださいね」とか言って。

高価なものは必要ありません。本当に心ばかりの差し入れで「入室パス」が手に入ります。

ウロキキ
社内営業は、感謝に始まり、感謝に終わる。

社内営業でも参考になります↓↓↓

営業で重要なのは「伝えたいことをお客様の記憶に印象的に残すこと」です。自分が他者よりも優れた発想をしたと感じたときがチャンスです。そのアイデアに名前をつけて新語にしてしまいましょう。新語の創造は営業マンにとって強力なテクニックとなります。

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