『徒然草』 これってブログやん!!吉田兼好ってスゴイわ。クールやわ。
兼好さんがブロガーやったらレジェンド間違い無し。700年も前の随筆にこれほど共感できるとは・・・・
日本人のメンタリティーは変わってないんですね。ひょっとすると他の国の人もそうなのかも知れません。
ストレートな表現の中に人としての本質が見え隠れしてる。思わず「うんうん、そうそう」と合点してしまう。
何度も同じ記事を読み返したくなるコンテンツ。これぞ究極のブログ!
徒然草のコンテンツ数は243記事。少なすぎず多すぎず。全てを一読した後しばらくしてからもう一度読みたくなる絶妙な量。
一つの記事が短いものだと18文字。長いものでも1580字ほど。平均字数は約220字程度です。
ブログの世界ではSEOのために記事の字数は、最低1000字以上必要などと言われています。
徒然草を読んだらグーグル様の顔色を見てチマチマしてしまうのが馬鹿らしくなります。
兼好さんに言わせれば「そんなの関係ねぇ」って感じでしょうか。「のびのびと大らかに、自由に書くのが随筆だぞ」って。
日本には俳句という世界観があるじゃないですか。全てを言わずとも、言わないからこそ、読者の世界観が無限に広がる。
ちょっと徒然草とは違うかも知れませんが文字数なんかもうどうでもイイと思います。
ただでさえ文字の洪水の中に暮らしてるんです。水増しされた文章を読まされるのは勘弁して欲しいですよね。洗練された美的文章を現代人は求めているのです。
ブログの本質を徒然草に見ることができました。温故知新ですね。